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三重の環境と森林 > 日本環境経営大賞 > 受賞者一覧 > 第7回受賞者一覧 > おひさま進歩エネルギー株式会社

第7回 環境価値創造部門パール大賞

おひさま進歩エネルギー株式会社(長野県)

事業所名

おひさま進歩エネルギー株式会社 (長野県)

代表者名

原 亮弘 (はら あきひろ)

事業内容

太陽光、バイオマス等の自然エネルギーを利用した発電・発熱業務及び電力・熱・燃料の販売及びコンサルティング業務

事業所所在地

長野県飯田市本町2-15 いとうや3F

連絡先

TEL 0265-56-3711

設立年

2007年11月6日
(創業2004年12月24日)

代表取締役社長原 亮弘


代表取締役社長 原亮弘

従業員数

2名
(平成21年3月現在)

資本金

1000万円
ホームページ http://www.ohisama-energy.co.jp/
E-mailアドレス makiuchi@ohisama-energy.co.jp
   

受賞者メッセージ

 この度は、「環境価値創造パール大賞」を受賞し大変名誉なことであり感謝申し上げます。

 エネルギーの地産地消による持続可能な社会を実現するために、行政や事業者・市民が積極的に関わり、地域中に広がる事業としなければならない。そんな思いを持つ中で、平成16年度に飯田市が選定された環境省の「環境と経済の好循環のまちモデル事業」を契機にして、おひさま進歩エネルギー有限会社を立ち上げました。(現在は「おひさま進歩エネルギー株式会社」)

 またこの事業を行うにあたり、市民の力を集めて環境エネルギー事業を行っていく方法として「市民出資」という仕組みを取り入れました。現在では市民出資で設置された太陽光パネルは南信州地域を中心に160ヶ所余りに拡大し、省エネルギー事業や木質バイオマスを利用した熱供給事業も展開しております。

 今回の受賞を大きな励みとし、エネルギーの地産地消の促進、地域の活性化に邁進し、地球温暖化防止に貢献して参りたいと思います。今後ともみなさまのご支援・ご指導の程よろしくお願い申し上げます。

環境経営の取組

  おひさま進歩エネルギー株式会社は、太陽光、バイオマス等自然エネルギーの利用、省エネルギー機器のコンサルティング・導入事業を行っています。

1.基本理念

 当社は、「おひさまをはじめ、エネルギーの地産地消で循環型社会を目指す」という思いをかかげ、以下に重点をおき、経営を行ってまいりました。
● 市民の思いを事業に、安心・安全な未来をつくります。
● 事業所の環境経営を実現します。
● 暮らしの中に自然が生み出すぬくもりを提供します。
● 地域のパートナーシップをつくります。
● 地域への結い(UI)ターン、人の交流をつくります。

2.事業内容

市民共同出資によるおひさま発電所の設置

 当社は平成16年度から平成20年度にかけて南信州を中心に162ヶ所、合計出力1,281kWの太陽光発電システムを、市民出資により設置しました。

 市民出資とは、「自分でも地球環境保全のために何かしたい!」という想いを持つ市民の方々に出資をしていただき、集まった出資金と補助金により発電設備等を設置し、売電やグリーン電力証書などの収入で出資金を返済していくしくみです。

 太陽光発電システムの設置場所は、主に保育園や公民館といった公共施設や、民間事業所の屋根です。設置先には、発電した電力を利用していただいています。

 個人による出資、行政や民間事業所からの屋根の提供と電力の利用、というように各主体がそれぞれの役割を果たすことで、「地域が一体となる」太陽光発電の普及を行っています。

市民出資のしくみ

市民出資のしくみ

市民出資による太陽光発電所のひろがり

市民出資による太陽光発電所のひろがり

 環境教育と普及啓発活動

 当社は太陽光発電システムのハードの導入のみでなく、環境学習などソフト面での活動も行っています。当社の設立以前には、母体であるNPO法人南信州おひさま進歩が2004年に誕生しました。その中で、地域の人々の寄付を得て、2004年5月飯田市内の保育園におひさま発電所第1号(3kW)として太陽光発電システムを設置しました。

 設置にあたり重点をおいたことは、温室効果ガスの削減を図るとともに、それを利用して園児や園の先生、保護者、さらに地域へと環境保全の活動が広がる仕組み作りを行っていくことでした。

 当社はその初志を一貫して、現在に至るまで、太陽光発電システムを設置した幼稚園・保育園を中心に訪問し、パネルシアターという手法でわかり易く自然エネルギー・省エネルギーの大切さを教えています。

 幼児たちの関心を維持し学習効果を高めるために、着ぐるみのマスコットキャラクター(さんぽちゃん)と一緒に学習するスタイルを用いています。今までに約60回開催し、参加した子供や保護者は延べ約5,000人にのぼっています。

パネルシアターの様子

パネルシアターの様子

省エネルギー事業

 当社は高効率の照明や空調等の省エネルギーに関する機器の導入を行っています。こちらにも市民出資の資金が活用され、燃料の削減コストの中からサービス料をいただくエスコサービスの形態で事業を行っています。

 また、当社では省エネルギーサービスを提供している施設に省エネルギーセミナーを開催しています。施設では、機器導入による物理的な省エネルギーだけでなく、お客様ご自身による省エネルギー努力も相まってその効果は増大しています。

木質バイオマス事業

 木質バイオマスペレットを燃料とするペレットストーブ、木質チップを燃料とするチップボイラーなどを導入しています。

3.環境保全効果

 当社の自然エネルギー普及の取組みにより、おひさま発電所(太陽光発電所)の出力は合計1,281kWで、年間予想発電量は約140万kWh、年間で約777トンのCO2削減能力があります。

 続いて太陽熱温水システムの導入、また木質バイオマスボイラー、ペレットストーブの導入により年間約260トンのCO2削減になります。

 省エネルギー事業は高効率給湯ヒートポンプ、高効率空調システムなどの導入により年間約740トンのCO2削減につながっています。

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